No.49(2002年11月)で実施が予告されていた傷害調査の結果の一部が掲載されています。
アンケートは選手登録している990人を対象として、回答は388人(回収率39.2%)となっており、内容としては調査概要と「競技者の個人属性」(年齢や競技年数など)の単純集計結果のみが報告されている。20~30%が傷害の経験があるという内容になっており、 傷害部位としては、脚部が最も多くついで腰部、ついで腕部、頸部、頭部の順になっている。腕を除くと下半身から順番に事故の発生が多いことがわかります。
残念なことに、調査結果の続報が見当たりません。非常に貴重な調査結果ですので、単純な集計結果だけではなく、分析結果、原因解明、安全対策などについての報告を望みます。