トランポリン用語集 た行

 

 

ターンテーブル

 腹落ちからの1/2横まわり腹落ち。ハーフターンテーブルともいう。1回横まわりはフルターンテーブル。

 日本の特撮映画のガメラが空を跳ぶ様に似ているので、ガメラということもある。

 

高さ点(Tスコア)

 トランポリン競技において2011年度より採用された滞空時間を得点化したもの。機械で計測してトランポリンに載っている時間を除いた滞空時間(秒)がそのまま得点となる。 

 

ダブルミニ

 床上を走り込んで、連結された2つの小型トランポリンで2回跳躍して行う競技。

 

タンブリング

 1.トランポリン競技の1つ。トランポリン上の長い床上で、水平移動しながら連続跳躍をして競う競技。一般用語のタンブリングと区別するためにパワータンブリングということもある。

 2.床上で宙返りや側転を行うスポーツの総称。

 

 

 

チェック

 膝を曲げてジャンプを停止させる動作。トランポリンで最もマスターしなければならない技術である。

 

宙返り

 宙返りとは、重心より頭部が下に来る種目を指します。たとえば、四つんばい落ちから前方1/2回転背落ちは宙返りとなります。同じ4つんばいからでも後方1/2回転背落ちは宙返りではありません。

 

中断

 トランポリン競技は10種目を連続して行う競技であるが、演技中に、トランポリンのベッド以外のものに触れたり、次の種目が行えなかったり、ストレートジャンプが入ったりすると中断とされ、それ以前の種目だけが有効種目となり、大幅な減点となる。 髪の毛が触れても中断になるので、長い髪の女子選手は髪の毛をまとめている。ただし、金属製のヘアピンなどの使用は安全性の問題から使用できない。

 

 

ツイスト

 捻りこと。ただし、1回捻り跳びはピルエットと呼ぶ。

 

ツーバウンス

 トランポリンシャトル競技は通常交互に技を1種目ずつ増やして行うが、1試合に各選手1回だけ1度に2個の技を連続して行うことができる。これをツーバウンスといい、指で2をしめすVサインをするとともに、「ツーバウンス」と審判に言わなければならない。これを怠ると余分な跳躍を行ったものとして扱われる。

 

つぶす

 えび型姿勢などで、深く曲げること。つぶした姿勢ほどよい。

 

つぶれる

 しまりがなく、トランポリンの反動を生かせない状態。 特にシート(腰落ち)で前屈みの状態になっていること。

 

 

 

テープベッド

 ベッドの1種類。テープ上の繊維を編み込んで接合部を縫製したベッド。国際大会で一般的に使用されるユーロトランプ社やロンドンオリンピックで使用されるジムノバなどはこのベッドを使用している。4×6、4×4、5×5等はテープの幅(cm)を示す。一般にテープの幅が狭い方がよく跳ねる。

 なお、かつて日本のメーカーも製造していたが、現在はストリングスベッドに変更している。

 また、古いトランポリンにおいては1インチ幅などかなり幅の広いテープベッドが採用されていたため、使用頻度の低い公共体育館のトランポリンでは未だに使用されていることがある。

 

 

 

トゥィーク

 東京都中央区で活動するトランポリンクラブの名前。最近更新がないが、トゥィークのホームページはもっとトランポリンの情報が得られるサイトであった。クラブ名の由来はスノーボードのグラブ技からきており、トランポリンの技の名前ではない。

 

トラベル

 水平方向に移動すること。トランポリン競技においてはトラベルは減点となる。また、トラベルが激しいとトランポリンからの落下となり、危険であるため、常に同じ位置で跳べるように練習しなければならず、トラベルはしてはいけない。

 ただし、こどもの素養づくりではスポーツとしてのトランポリンを行うのではなく、様々なスポーツへの応用できる能力開発を前提としていることから、バッジテストでは安全上問題のない範囲のトラベルは減点対象とせず、またボールトレーニングでは積極的にトラベルする練習も行うようになっている。

 ※ トランポリンは常にトランポリンの中心で跳ぶ事を前提とした装置で、トランポリン競技においては跳躍の安定性(着地点の位置)も審査対象となります。この点が他のスポーツ(器械体操やスキー等)と異なる点です。

 

トリフィス

 3回宙返り