音楽運動療法とは?
実はよく知らないが、トランポリンを用いた音楽運動療法というのがある。時々テレビで紹介されるので、結構知られたもののようである。
音楽運動療法は、野田燎氏が編み出した障害者向けの治療法です。元々音楽療法というのがあるので、音楽自体に効果があるようです。音楽に加えてトランポリンやバランスボールを用いた上下運動を加えることにより効果が上がるということです。
ただし、患者の性格・体験やそのときの状況・気分などに応じて音楽・リズムをかえる必要があるようです。そのためにはまず、音楽は状況に合わせられるように生演奏でなければならず、患者の状況を読み取る熟練さも必要のようです。
というわけで、単純に音楽とトランポリンを組み合わせれば効果が出るというものではなさそうです。
興味のある人は、野田氏の著書をお読み下さい。
「音楽運動療法入門」 野田燎 工作舎 2009年
「脳は甦る―音楽運動療法による甦生リハビリ」野田燎、後藤 幸生著 大修館書店 2000年