段階練習25.1/2捻り腰落ち-スイブル②(1/2捻り腰落ち)

 1/2捻り腰落ちの捻りは、運動としては、「体軸回りに1/2捻る」+「腰を中心とした下半身の1/4後方回転」に「腕の方を中心とした前後軸回り1/2回転」です。

 基本的には「1/2捻り跳び」と「腰落ち」の2種目を一連の運動として行うものです。

 この運動は既にスイブルの第2パート~第3パートでも経験済みですので、大きな問題はないと思われます。

 「1/2捻り跳び」は体軸を鉛直にしたまま行うのが理想型です。だから「1/2捻り腰落ち」も体軸を鉛直のまま行うのが理想型です。しかし、前方にやや傾けた状態で捻ることが一般に行われています。つまり軸は水平でもなく、垂直でもない軸で捻るという経験がここでは行われます。移動しながらスピンする際には水平移動が加わりますので、水平移動に抗するために着地点と重心をつなぐラインを傾けることが多く行われています。そのような運動につながる経験を「1/2捻り腰落ち」では体験することができます。