段階練習24.スイブル①(概要)

 スイブルとは腰落ちから1/2捻り腰落ちを行う種目ですので、正確に書くと「腰落ち-スイブル」です。なお、スイブルを日本語で説明すると腰落ちからの1/2捻り腰落ちとなります。類似の種目で腰落ちからの1/2横まわり腰落ちというのもありますので、両者を混同しないようにしましょう。

 スイブルの主動作としては、腰を中心とした下半身の前方1/4回転、体軸回りの1/2捻り、下半身の後方1/4回転の3つです。これに肩を中心とした腕の左右軸回り1/2後方回転と、肩を中心とした腕の前後軸回り1/2回転が副動作として加わります。

 この3段階を一連の運動として行うことがここでは行われています。単純な運動の組み合わせで複雑で高度な技に発展させることをここでは経験させることができます。

  次回からは下半身の動きを主眼にして、3つに分解して説明していきます。