段階練習17.腰落ち-腹落ち⑥(腹落ち-立つ①)

 段階練習17では、「腰落ち-腹落ち」となっていますが、実際は「腹落ち」の後に「立つ」が続きます。今回は「腹落ち-立つ」についてです。

 この種目は運動としては、左右軸回りに後方1/4回転行う種目です。回転の中心は重心位置すなわち腰より上、へそのやや下です。回転の中心を重心にするには、空中で回転する必要があります。トランポリンに乗っている状態で回転しようとすると、つま先が支点兼回転中心となってしまいます。

 後方回転というのは、蹴りにつながる動作です。立ったままで1/4後方回転して行うと後ろに倒れてしまいますので、日常ではなかなか経験させることができません。しかしトランポリンを使うと水平から立つという動作により、後方1/4回転という貴重な経験させることができます。