第8回 「単元7 競技スポーツ・基礎レベルのコーチング」より

 「単元7 競技スポーツ・基礎レベルのコーチング」では以下のような記述があります。

 “5級を終了する時点で普及指導員は、個々の子どもと保護者に対して、トランポリン競技(レクリエーションを含む)に進むのか、ボールトレーニングを含むエアリアル・トレーニング(バッジテスト)に進むのかを再確認する。”

 以上の記述にあるようにレクレーショントランポリン(競技会などには出ないトランポリン愛好者)を希望する者も競技検定を選択させることになっています。つまり5級の時点でトランポリンというスポーツをするのか、トランポリンをつかってトレーニングをするのかを選択することになっています。

 トランポリンの愛好者(競技者およびレクレーショントランポリン)はバッジテストを進めず、競技検定を目指すようにすることになっているのです。つまり4級以上に進むのはレクレーショントランポリンをめざさない子ども、つまり、トランポリンというスポーツ自体を愛好しない子どもに振り分けられるのです。このことからもバッジテストをレクトラ志望者に適用するのは間違っていると言えます。