横回り

 トランポリン競技では難しい割に側転(前後軸周りの回転)は難度がつかないので側転をわざわざする人はいません。だからトランポリンの種目は基本的に捻り(上下軸周りの回転)と縦回転(左右軸周りの回転)で構成されていますが、例外があります。それは横回りと呼ばれる回転です。回転軸は側転と同じく前後軸周りの回転となりますが、横回りには捻りと同じ様に難度が付きます。横回りの代表的な種目として、ターンテーブル(腹落ちから1/2横まわり腹落ち)があります。この種目は、側転では頭が重心の下を通過するのに対して、腹這いの状態から水平に回転する種目です。

 オリンピックのような大会では横まわり種目は使用されませんが、初心者の大会では、選手もいます。初心者にとっては結構難しい種目ですが、高さが出ない種目ですので、Tスコアをとる競技会では不利になる種目でもあります。

 

 

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