宙返りとは

 宙返りとは日本体操協会トランポリン委員会の定義では、重心の下を頭部が通過する種目のことを意味しています。トランポリンでは側転は難度がない種目として扱われていますので、側方による宙返りは競技では実施されませんので、トランポリンに於ける宙返りは縦回転による前方宙返りと後方宙返りを意味します。

 ところで一般的な宙返りというと足でジャンプし足で着地することをイメージしますが、トランポリンでは着床姿勢に背落ち、腹落ちというのがありますので、背落ちから後方1/2、腹落ちから前方1/2宙返りや立った状態から背落ち・腹落ちする3/4宙返りというのもあります。この点がトランポリンの種目を豊富にしている点です。

 なお、着床姿勢にはこのほか腰落ち姿勢もあります(バッジテストなどで使用される膝落ち、よつんばい落ち姿勢は競技では使用できない着床姿勢です)

 

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