第4回 「単元2 普及指導員の任務」より(3)

「単元2 普及指導員の任務」では以下のような記述がありまう。

 

 “②協力し合って、その地区の小学生に将来どのようなスポーツに進んで行っても役立つような教え方を持ってトランポリン運動を実施する(エアリアル・トレーニング-バッジテスト)”

 この記述は、エアリアル・トレーニング-バッジテストが、将来どのようなスポーツに進んで行っても、役立つようなトランポリン運動であることを意味しています。つまり、トランポリンというスポーツのため、言い換えればトランポリンというスポーツに特化した運動指導ではないことを意味しています。そのため、詳しくは機会を改めて説明しますが、トランポリン競技では良くないといわれるトラベルも安全上問題のない範囲で行い、さらにボールトレーニングではわざわざトラベルをさせる内容まで含んでいるのです。そのうえ、トランポリン競技のための基本的な姿勢などにとらわれない、言い換えればトランポリン競技に必要な美しい姿勢などを求めるような指導をしないことになっているのです。