段階練習28.腰落ち-1回捻り腰落ち(ローラー)-立つ(1)

 もっとも難しい種目といわれる段階練習28「腰落ち-ローラー-立つ」は、種目系列では「腰落ち系」の「1回捻り腰落ち系」です。同じ「1回ひねり腰落ち系」の種目でも立位からおこなう段階練習30「フルシート」よりも難しいと感じる人が多い種目です。

 この種目を始めるにあたっては、当然ながら段階練習3「腰落ち」、段階練習18「1回ひねり跳び」が完成していなければなりません。そのほか、段階練習9「よつんばい落ち-1/2捻り腰落ち-立つ」、段階練習14「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち」、段階練習15「腰落ち-1/2捻り腹落ち」、段階練習17「1/2捻り腰落ち」、段階練習24「スイブル」などが習得済みである必要があります。

 特に段階練習14と9を組み合わせて行う「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち-1/2捻り腰落ち-立つ」と段階練習15の「腰落ち-1/2捻り腹落ち」は完成させておく必要があります。段階練習14と9の組み合わせから「よつんばい落ち」を抜けば「ローラー」になりますし、段階練習15「腰落ち-1/2捻り腹落ち」は腰を伸ばしてひねるという運動が「ローラー」に入るのと全く同じ運動です。