段階練習19.腰落ち-腹落ち-立つ

 段階練習19「腰落ち-腹落ち-立つ」は種目系列では、「回転系(前方系)」となっています。段階練習12の「腰落ち-よつんばい落ち」の「よつんばい落ち」を「腹落ち」に変えたものです。「腹落ちは」は「よつんばい落ち」より落下高さが大きいため、先行して段階練習12で前方回転のコントロール練習を積んでおく必要があります。当然段階練習3の「腰落ち」と段階練習15における「腹落ち-立つ」も習得済みであることが必要です。

 「腰落ち-腹落ち」は軸系列でも「前方回転系」です。同じように「前方回転系」なる種目として段階練習20の「膝落ち-腹落ち」、段階練習21の「腹落ち」があります。「腰落ち」姿勢は「膝落ち」や立位より落下高さが、少ないので、これらの種目より先行して練習することになっています。ただし、これらの種目の回転量が上半身・下半身とも90度であるのに対して、「腰落ち-腹落ち」は上半身は90度ですが、下半身は180度回転することになっていますので、技術的にはかなり高度で、また回転に勢いがつきつっこみやすい種目ですので、習得が難しい種目となっています。