バッジテストはなぜ個人で申し込みができないのでしょうか?

 バッジテストは所属団体(指導者)を通じて申し込むことになっており、個人で申し込むことはできません。トランポリンは楽しい反面空中という特殊な環境で運動をするため危険性を伴います。もし個人で申し込みをしてしまえば、その受験者が安全上問題なくテストを受けられる能力があるかはわかりませんので、受験時に事故が起きる可能性もあります。それは絶対に避けなければなりません。だから普及指導員という資格を所持したものが指導に当たり、その普及指導員が日本体操協会の指導法に準じて指導を施し、安全上問題ないもののみが受験できるようにしているのです。つまり安全上必要なために個人での申し込みを受け付けていません。

 また前回書いた様にバッジテストの原則は合格させることです。テストというと合格することに意味があるように思われますが、トランポリンのバッジテストは落とすために試験ではなく、安全性を確保することに加え、子どものやる気を出すために、原則全員合格させることになっています。だから確実に合格できる者のみを選別するという作業が必要です。だから所属団体、つまり普及指導員を通じて、指導者の判断により申し込むことにしています。


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