段階練習15. 腰落ち-1/2捻り腹落ち-立つ(4)

 段階練習25の立位からの「1/2捻り腹落ち」と段階練習15の「腰落ち-1/2捻り腹落ち」は、「1/2捻り腹落ち」という点で共通種目です。

 「腰落ち」姿勢と立位では腹落ちに至るための動作が違います。「腰落ち」からの腹落ち姿勢を作るには、曲がった腰を伸ばすという動作が必要になり、運動としては複雑です。しかし、「腰落ち」と立位では落下高さが大きく異なります。高さの面、恐怖心の点から立位の方が、実施しにくくまた危険性が高いので、「腰落ち」からの「1/2捻り腹落ち」を先行して練習するようになっています。

 つまり「難しい」ことよりも「安全性」が優先されています。