問32 バッジテスト1級合格でやめてはトレーニングとしての意味がない。
○ バッジテストは合格後も練習することを前提として、合格基準を安全上問題ない範囲で限界まで低く設定しています。つまり1級合格時点で卒業とはならず、合格後も練習することを前提にしています。
たとえて言えば、5級種目を習得したというのは、5級種目を基礎として必要な4級に合格した段階と考えればわかりやすいと思います。つまり1つ上の級に合格した段階で初めてその級の種目ができるようになったと考えればよいのです。
1級の種目を身につけたというのは、1級合格時点ではなく、シャトルゲームに初めて参加した段階であるといえます。シャトルゲームが1回ではなく2~3回参加する必要があるのも、シャトルゲームとしての技術が身についたのは初めて参加した時ではなく、2・3回目に参加した段階になるからと思われます。
以上より1級合格時点でトランポリンをやめてしまうとせっかく何とかできるようになった能力が定着せずすぐに失われてしまうことになりますので、トレーニングとしての意味はないといえます。