No.67(2008年11月)

 再び広報の記事紹介に戻ります。10~11ページにインドパシフィック大会の岡島先生の所感が掲載されています。そのなかで、「大きなけがはなかったものの、試技直前で2名の選手が捻挫をした。」とあります。棄権するほどのけがではなかったようですが、選手の危険回避能力不足が報じられています。

 以前書いたように選手はスポッターに対する責任あります。選手自身も危険回避能力を身に着けなければ、スポッターをけがさせた場合は、過失責任が問われることになるでしょう。そこを踏まえて練習する必要があります。

 なお、8~9ページにも当大会の報告があり、こちらには、今後この規模(年齢別やインパシなど)の国際大会にもトレーナーなどの帯同を検討する時期に来ていると締めくくられています。こちらは協会としての安全管理(事故対策)上の責任についての話題となっています。