白樺のポーズとは

 トランポリンでは締めが必要といわれています。きちんと締めていれば高く跳び上がるとも言われています。締めは姿勢とも関係があります。その姿勢は体操競技でいう「白樺のポーズ」であるといわれています。

 「白樺のポーズ」は美しい姿勢であるとも言われていますが、力学的に考えると非常に優れた姿勢であるとも言われています。

 「白樺ポーズ」については『どの子ものびる運動神経 指導者編』(白石豊、星香織著)に非常に詳しく書かれていますので、詳しくはそれをご覧いただくとして、同書によると「運動エネルギーの伝達効率が極めて高い」姿勢であるということです。

トランポリンにおいて「運動エネルギーの伝達効率が極めて高い」とは、トランポリンの弾性エネルギーを跳躍の運動エネルギーに変換する際の伝達効率が高いということを意味しています。つまり高い跳躍ができるということです。だから「白樺のポーズ」をとることが必要といわれています。