予選と決勝

 今回はあまり科学的な話題ではないですが、トランポリンのルールについて書きます。

トランポリン競技の公式ルールでは予選で2回の試技を行いその合計点が高いものが決勝に進みます。

予選では第1演技、第2演技と2回の試技を行います。第1演技は10種目の内2種目の難度点が付きますが、他の種目の難度点は尽きません。またこの2種目は第2演技で使用することはできなくなっています。つまり第1演技の2種目と第2演技の10種目合計12種目の難度点と、2回の試技のTスコア(跳躍時間)と演技点の合計で予選は行われます。言い換えれば演技点は20種目に対する評価に対して難度点は12種目の評価となっています。決勝は10種目の演技点と10種目の難度点であるのに対して予選は演技点の比重が高くなっています。逆に言い換えると相対的に決勝は難度点の比重が高いといえます。