段階練習5.腰落ち-膝落ち-1/2捻り腰落ち-立つ(3)

 今回は、「腰落ち-1/2捻り膝落ち」についてです。「腰落ち-1/2捻り膝落ち」を練習するに当たっては、段階練習3の「腰落ち-立つ」、段階練習4の「膝落ち-立つ」、段階練習2の「1/2捻り跳び」が習得済みでなければなりません。

 この種目は「膝落ち」の姿勢から膝を伸ばして脚部を後方に伸ばす運動は、軸系列からいうと「前方回転系」になります。「膝落ち」からの前方回転は「腹落ち」になりますが、「腹落ち」は上半身が前方回転する種目となり、高度な種目となりますし、目線の移動量が大きく恐怖感も大きいです。そこで、1/2捻りを付け加えることで上半身の回転を押さえることで、安全に行えるように、早い段階で練習するようにしています。つまりこの種目は将来段段階練習20の「膝落ち-腹落ち」へと結びつく運動です。