段階練習3 かかえ跳び2(腕)

 ストレートジャンプでは、腕は後ろ回しの方向に回転させていますが、かかえる時には、上から前方に落としますので、前回しとなります。つまりストレートジャンプで行う腕の回転運動を逆回転させる運動です。逆回転させるには一度回転運動を停止し、逆回転させるという動きが必要です。この際にストレートジャンプのリズムが崩れますのでバランスを崩しやすくなります。逆回転させることによりリズムを変えて、バランス感覚を養うことができます。

 また、回転運動を停止させ逆回転するという運動は、振りかぶって投げる、テイクバックして打つなどの動作と同種の動作です。つまり、抱え跳びを行うことにより、これらの連続運動を経験させ、ベースを作ることができます。