トランポリンでの頸椎損傷事故

 前回脊椎損傷の事故について書きましたが、死亡に至らなくとも後遺症の残る重大な事故は少なからず起きているようです。

 その中で車いす生活など社会的な不利な状況にあっても活躍している人や支援者がホームページで紹介したり、ブログを書いたりしている例があります。その中から事故の状況を拾ってみました。

http://kurumaisudanshi.genin.jp/profile.html

 原因:スノーボーダーの方がはじめてトランポリンを行った時に、初めてであるにもかかわらず宙返り(バク宙)を行って頭部から落下

 

 http://www.k-kou.co.jp/product/taiken/normalization/main.html

 原因:何気なく遊んだトランポリンから転落

 

 http://doctoralcarrasco.blogspot.jp/2009/12/blog-post_06.html

 原因:友人のまねをして不慣れな技を行って

 

 http://www.asahi.com/articles/ASG5G2R14G5GUTIL003.html
原因:練習中に頭から落ちた

 

 上記の4件うち3件は前回紹介したのと同様、トランポリンの経験が浅いあるいは行う種目自体が不慣れな状態で、トランポリンを行って、頸椎損傷などの後遺症の残る傷害を受けています。前回の事例を含めて5件の内、転落が1件で、後は全て頭部からの落下(内2件は宙返りの失敗、2件は不明)

 このことからも、基礎的な練習の必要性と正しい練習法が行える指導者の存在が必要であることが分かります。