エネルギーから見たトランポリン運動(1)

 以前、トランポリンは位置エネルギーと弾性エネルギーの変換装置と書きました。今回からエネルギーから見たトランポリン運動について書いていきます。

 トランポリン運動は基本的に上下運動ですので、まず位置エネルギーから考えていきます。

最下点から跳躍のピークの高さの差をhとすると、ピークにおける位置エネルギーは最下点よりmgh大きくなっています。ここで、mは質量、gは重力加速度で、mgは体重を意味しています。つまり重さに上下方向の移動距離をかけたものが位置エネルギーです。