段階練習1 10回ジャンプ-チェック(1)

今回からバッジテスト5級の段階練習の解説に入ります。

 トランポリンの練習はまず、まっすぐ跳び、ぴたりと止まる練習から始めます。まっすぐ跳ぶことをストレートジャンプ、止まることをチェックといいます。

 まっすぐ跳べなければ、最悪トランポリンから落下してしまいますし、危ないと思ったときに止まれなければ、これまた危険ですので。

 運動としては大きなポイントが3つあります。

 1)腕の動き

 2)膝の動き

 3)姿勢

 今回は、1の腕の動きから行きます。トランポリンの跳躍では肩を中心に、腕は後ろ回しに回します。この際腕を高く大きく挙げて回すことにより方の、肩胛骨が動き、可動域が広がります。

 また、ボールを投げるなどの多くの動作では腕の回転方向は前回しですが、トランポリンでは後ろ回しが基本となりますので、普段とは異なる運動を経験することができます。普段使わない筋肉が使われることになり、バランスのよい身体がはぐくまれます。

 そして、跳躍に合わせて腕を回すことによりリズム感を育成することができます。