No.43(平成12年1月)

 38ページの「研究・安全対策委員会・活動計画について」という活動報告中に、「傷害調査の必要性について」というものがあり、その中で、以下のような記載があります。

「規定演技の改定により段階練習の十分な習得をせず、より高度な競技種目の獲得を狙うものが出現することが予測され、その結果、傷害が引き起こされる危険性が高くなるのではという懸念もあります」

上記の状況に対応するために、アンケート調査を計画していることが報告されています。

高度な種目になればその分、重大な事故が起こる可能性はあります。高度な種目を練習させるに対して、それに応じた対策も高度化する必要がありますので、そのもととなる調査を行うのは非常に大切なことですし、その結果を生かした安全対策が講じられることも重要です。