No.11(昭和59年7月)

 2ページに当時女子のトップ選手であった半田玲子選手の近況報告がなされています。その中に半田選手が練習中にけがをしたことが載っています。合宿の練習中に転落して、頚椎捻挫で1か月入院したとあります。詳細は分かりませんが、転落というのは、トランポリンからの転落ということと思われます。転落は大きく分けて宙返りによる前後への転落と、ひねりによる横方向への転落がありますが、どのような種目によるものかは不明です。

事故の詳細はともかく、トップ選手が参加している合宿ですのでそれなりの設備と指導者のもとに練習していたと推定されます。それでも事故が起きているということは、トランポリンというスポーツをするうえで、どうしても避けられない危険性はあるということを示しています。