福島県郡山市の小児科医

 関連する内容が偶然にも昨日の(2013年3月7日の)朝日新聞に載っていましたので、紹介しておきます。

 文部科学省の調査によると東日本大震災とそれに伴う原発事故の影響で、屋外で遊ぶことが難しい福島県の子どもが太り気味になっているそうです。それを受けて大型屋内遊び場を展開している福島県郡山市の小児科医 菊地信太郎氏へのインタビューをしたものです(そとで遊べない子どもたち)。

 菊地医師によると「運動能力がもっとも養われるのは9~15歳、プレゴールデンエージとも呼ばれる年齢ですが、基礎体力がつかないままその年齢に達しても運動能力はつきません。年齢ごとに身につけなければならない体力や運動能力があるのです。後からつけようとしても、不可能か、2倍、3倍の時間と努力が必要です。」とあります。

 おおよそ今まで紹介した内容と同じですが、スポーツ界だけではなく、発達・発達に応じて必要な運動経験が必要であることを医師も認めているということで、紹介しておきました。

 なお、この記事中には発育に応じたもの以外にも、指導に携わるものとして、一度読んでおいた方がよいことがたくさん書かれていますので、一読してみるとよいと思います。